EPA(経済連携協定)とは

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EPAとは、Economic Partnership Agreement(経済連携協定)を略した言葉で、2つ以上の国の間での貿易の自由化や円滑化、人材の交流や移動、投資など、経済連携を目的とした協定の事です。

日本では2002年のシンガポールとのEPAが初めてで、2018年の現在ではFTA(下記で解説)と合わせて18の協定が結ばれています。

  • シンガポール
  • メキシコ
  • マレーシア
  • チリ
  • タイ
  • インドネシア
  • ブルネイ
  • ASEAN全体
  • フィリピン
  • スイス
  • ベトナム
  • インド
  • ペルー
  • オーストラリア
  • モンゴル
  • TPP12
  • TPP11
  • EU

他にも、交渉中のものや中断しているEPAもあります。

FTAやTPPとの違い

混同されがちなEPA・FTA・TPPですが明確な違いがあります。

FTAとは、Free Trade Agreement(自由貿易協定)を略した言葉で、言葉の通り特定の国や地域の間で物品の関税やサービス貿易の障壁等を削減・撤廃することを目的とする協定です。

EPAはFTAを内蔵しつつ、人・知的財産・投資など様々な分野での協力の含む幅広い経済関係の連携強化を目的とする協定です。

TPPとは、Trans-Pacific Partnership Agreement(環太平洋パートナーシップ協定)を略した言葉で、現在日本で締結されているEPAのひとつという事になります。

EPAと外国人労働者

EPAは、人という資源の連携の強化も目的とされております。

例えば、インドネシア・フィリピン・ベトナムとのEPAに基づいた、外国人看護師・介護福祉士候補者の受け入れも実施してきています。

3国からの受け入れ人数は2017年には4,700人を超えました。

日本にとっては労働力不足の緩和、3国にとっては国家資格の取得や知識・技術の習得ができます。

EPAを使って日本で活動する為には、日本語研修や日本語能力試験の通過が必要になります。

在留期間の上限(看護師候補者は3年・介護福祉士候補者は4年)は定められておりますが、国家試験に合格すれば延長する事ができます。

国家試験の合格率は看護師が10パーセント前後、介護福祉士は50パーセント前後となっており、不合格の場合は帰国しなければいけません。

出典
経済連携協定 EPA - 財務省
経済連携協定 EPA / 自由貿易協定 FTA - 外務省
インドネシア・フィリピン・ベトナムからの外国人看護師・介護福祉士候補者の受入れについて - 厚生労働省
経済連携協定 EPAに基づく受入れの枠組 - 厚生労働省




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